2025年9月21日 飯能キリスト聖園教会 礼拝説教要約(若井和生師)
【1】 過去、未来、現在
モーセとイスラエルの民は37節で過去に振り返り、かつてエジプトから救われた恵みを思い起こしました。また38節では未来を展望し、約束の地で主のなされるみわざを教えられました。その上で39〜40節で今日、彼らがなすべきことを確認しています。
私たちもしばし立ち止まって、過去から未来に続く神のご計画に思いを馳せ、その中で自分に与えられているつとめや役割について確認する取り組みが必要です。
【2】 知り、心にとどめる
過去から未来に続いていく神のご計画を意識しつつ、イスラエルの民が今日するように求められたことは何だったでしょうか。それは、知って、心にとどめること。上は天、下は地において主だけが神であり、ほかに神はいないこと、その事実を知り、心にとどめることが求められたのでした(39)。
知って、心にとどめるだけでいいのでしょうか。その事実をちゃんと人々に知ってもらうために告白しなくてもよいのでしょうか。告白する前に告白するだけの中身を自分のうちにしっかりと持っていること、そのことが求められたのです。
まず彼らは主だけが神であることを知る必要がありました。これは単に知識として知っているだけでなく人格的に知る、ということです。神と出会って日々の交わりの中で体験的に知っている、ということです。
次に彼らは主だけが神であることを心にとどめる必要がありました。「心にとどめる」とは、その事実がどこかに逃げていかないようにしっかりと心に収めるという意味です。本来知っていて、心にとどめていたはずのこの知識が、大きな困難に直面した途端に、見失われてしまうことがないように、また多くの神々が祭られている世俗の世界の中で、真の神に対する信仰が失われてしまうことがないように、しっかりと心にとどめる必要があったのです。
救いの恵みを経験し神のご計画の中で生きるように召し出された私たちが、今日するように求められていること、それは主だけが神であることを知り、そのことを心にとどめることです。普段の歩みの中で、また私たちの罪の性質のゆえにこの真理が曖昧になってしまうことがないように、主だけが神であり、ほかに神はいないことを私たちもよく知り、しっかりと心にとどめていきましょう。
【3】 主の掟と命令を守る
それでは私たちが今日、主だけを神とするために必要なことは何でしょうか。イスラエルの民が今日するように命じられたことがもう一つありました。それは、モーセが命じる主の掟と命令を守ることです(40)。神はモーセを通してイスラエルの民に十戒を与え、律法を与えられました。これからモーセは申命記の続きの箇所でこの与えられたみ教えの確認を行います。その上で民は約束の地に入った後も主の掟と命令を守り行い、みことばに聞き従うことが求められたのです。
主の掟と命令を守り行うことがなぜ大事なのでしょうか。それは、そのことによって幸せになるからです。ここで語られている「幸せ」とは、この世で言われているところの「幸せ」ではありません。神様との関係において平和を持っている、ということです(ローマ5の1)。
しかもこの幸せは主の掟と命令を守り行う当人だけでなく、彼らの子孫にも及びます。彼らの信仰によって神は、彼らの子孫にまで祝福を注いでくださるのです。さらに神は、これから主が与えてくださる約束の地において彼らの日々が長く続くように、約束してくださいました。主の祝福が末長く注がれていくことがわかります。
私たちが私たちの子どもたち、孫たちのためにできる最大なことは何でしょうか。それは私たちが今日、主の掟と命令を守ることです。今日の私たちの信仰が、私たちの子どもたち、孫たち、その先の子孫の幸せに大きな影響を与えるのです。永遠の御国と神のご支配の中に、彼らを加えてくださるのです。
【4】 むすび
今話題のアンパンマンの主題歌は「何のために生まれて何のために生きるのか、答えられないなんて、そんなのはいやだ!」です。とても大切なメッセージがここで歌われていることに気づかされます。
キリスト者としても全くその通りではないでしょうか。せっかく神の恵みをいただいて救い出され、神の目的にそって生きる者とされたのに、何のために生まれ何のために生きるのか答えられないとしたら、それはとても残念なことではないでしょうか。神の恵みを無駄にしていることにならないでしょうか。
私たちは何のために学び、何のために働き、何のために家庭を築いているのでしょうか。何のために生かされているのでしょうか。私たちを救い出してくださった方のため、その方の目的が実現するために私たちは生かされているのではないでしょうか。イエス・キリストによってもたらされた御国がこの地上に完成するために、私たちは労しているのではないでしょうか。
主だけが神であることを知り心にとどめ、そして主のみことばに聞き従いましょう。そのようにして私たちは主にお仕えしていく者となろうではありませんか。
- 「○○○○」は、○○○○○○○○のオリジナルブランドです。伝統的な技術をもとに、自由な発想で新製品を開発しました。
- ここにTOPICSが入ります。ここにTOPICSが入ります。ここにTOPICSが入ります。