イザヤ書32章

イザヤ32      祝福を受ける条件整備

Ⅰ正義によって治める 

『見よ。一人の王が正義によって治め』

 神の御前で国家の繁栄の条件は正義です(箴言14:34)、義は神の性質

首長たちも公儀を重んじる。

嵐の日の避け所。

   大きな岩の陰

理解の成熟

見る者も

聞く者も

気短な者も

訥弁な者も

『しれ者は・・・ならず者は』

不法をたくらみ

  神を敬わず

  民を飢え渇くままにし

  淫らなことをたくらみ

  身分の低いものを滅ぼす

Ⅱ婦人たちに 

『のんきな女』別訳は、「安心している、憂いなき、不注意な」

『うぬぼれている』は、「ひとりよがりの、安んじている、あなた任せの、気楽な」

 私の声に聞け

  一年と少しの日、収穫がなくなる

  おののけ、わななけ、荒れ布をまとえ

麗しい畑と実りの多いぶどうの木のため

  私の民の土地の為に

楽しい家々、おごる都のため、宮殿の為に

  何故なら怠惰と安逸を貪っている間に土地はやせ衰え、町は廃れ、都の繁栄も過ぎ去ったから

Ⅲ霊の賜物 

『上から霊が私たちに注がれ』

  荒野は果樹園となり、果樹園は森とみなされ

  公正、正義が住む

『義は平和をつくりだし』(詩篇85:10)

多くの場合、義は争いを生じ憎しみを生み出すが、聖霊による義は平穏と信頼関係をもたらす

私の民は平和に安全に住む

  過ぎ行くべきものは過ぎ去る「雹の比喩」について(28:2,17,30:30, エゼキエル13:11,は雹の

  猛威を語る) 。過ぎ去ったのちに真なるものだけが残る。

 「水のほとり」(詩篇1:3,エレミヤ17:8で良く知られている) は、安全に加えて豊かさの保証