ヨセフの信仰
37章、生い立ち
父の家のヨセフ(父に偏愛される。その結果、兄たちに妬まれる)
夢二題(イノセントが罪を醸し出す現実がある)ドストエフスキーの“白痴”ムイシュキン公爵
父祖たちの行為に原風景を見る(兄たちは、ヨセフを除いて何を得たのか。長く背負う負い目)
39章、神と共に生きるヨセフ
奴隷の家で(ヨセフは、善悪を神の前で判別した)主人を富ませるが、己の安全保障ではない。
主は、獄中でも共に
40章、夢見る男が、夢を解く男に
献酌官と調理官の夢を解く
夢解きの結末
41章、パロの前で
ヨセフはパロの夢を解く
パロはヨセフを行政長官とする(ヨセフに与えられた行政能力)
42章、沈黙の再会
ヨセフの前に出る兄たち
ヨセフの提案
43章、兄弟の再会
44章、ユダが頭角を現す、
ヨセフの謀り事
必死のユダ
45章、再会そして和解
ヨセフが自分を明かし、和解の手を差し延べる
父の喜び
46章、ヤコブ、エジプトへ下る
父と子
47章、手際のよいヨセフ
イスラエルをゴシェンの地に住むよう手配する。
ヨセフの行政手腕、中央集権国家の確立には貢献したが・・・(文明は古いものを壊し、新しいものを構築する。江戸時代、八戸出身の佐藤昌益は、貨幣経済が東北を急激に破壊したと見る)
48章、ヤコブの感謝と祝福
病床のヤコブ、神の恩寵を回顧する
ヤコブはヨセフの子らを祝福する
49章、ヤコブの預言的祝福
各々に相応しい祝福
自身の埋葬に関する遺言
50章、父ヤコブの死
ヤコブの死と葬り、さながら、エジプトの王の葬列のごとく
兄たちの心に生じた不安
ヨセフの認識・神の配剤
ヨセフの遺言